矯正歯科について

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最もよい時期に治療を始めましょう。

治療に適した時期は患者さまによって異なります。
かなお矯正・小児歯科クリニックの矯正治療のコンセプトは、早期発見・適切な時期に治療です。これは、咬合誘導という考え方に基づいており、歯ならびや、かみ合わせの原因を確認、手遅れにならないうちに治していこうというものです。
乳歯列期から治療を開始した方がよい場合も多くあります。しかし、一般的には、小学生から中学生にかけて、お子さまの歯の生え変わりや成長の著しい時期、つまり身長や体重が増え、あごも体と同じように成長する時期が矯正治療に最も適した時期といえます。
当院ではこの時期を前期・後期の2つの時期に分けて治療をすすめていきます。当院で、最も適した時期を見極めて、矯正治療を開始しましょう。

就学前3
3歳の子供の達のアゴのサイズは、
なんと大人の70%。そして5歳から
7歳にかけてグーンと顔が成長する
のはこの時期です。
節目3
乳歯から大人の歯に生え変わり、
歯の山と谷が固定されると自然な
回復はとても困難になります。
矯正医への相談が多い時期です。
11歳3
永久歯が生えそろうまで待って
手早く治療と考える方も多いと思い
ますが、11歳になるとアゴの成長や
筋肉の「可変ポテンシャル」は
わずかです。
初期3 本格3

 

 

治療期間は症状や年齢によって異なります。

おおまかな目安としては、乳歯列期(0期)で1~2年程度、混合歯列期(前期)で1~3年程度、永久歯列期(後期)で2~3年程度です。
これは、各時期で治療が終了する場合で、遺伝的要素がある受け口(下顎前突)などでは、予防矯正や前期治療を終えても、その後の成長が著しい場合は、後期治療が必要になる場合があります。

予防矯正
(乳歯列期)

■費用50,000~100,000円
●乳歯列期の矯正治療です。
(対象年齢は3~5歳頃)
●主に咬み合わせによる
顎のズレを矯正します。
●指しゃぶりや舌のくせなど
咬み合わせに影響のあるくせを
早期に改善します。

前期矯正
(混合歯列期)

■費用250,000~450,000円
●混合歯列期の矯正治療です。
(対象年齢は6~12歳頃)
●上下の歯のバランスが悪く
受け口や出っ歯などの治療を
します。
●あごと歯のバランスが悪くて
将来あごの中に歯がならびきら
ないと予想される場合に、
接客的にあごの成長を
促す治療をします。

本格矯正
(永久歯列期)

■費用300,000~600,000円
●永久歯列期の矯正治療です。
(対象年齢は13歳頃以降)
●Ⅰ期からの仕上げ治療です。
●生えそろった永久歯の配列を
行います。

成人矯正
(永久歯列期からの単独治療)

■費用600,000~1,200,000円
●Ⅱ期治療と同じ矯正装置を
使用しますが、Ⅰ期を行って
いない場合に適用される
永久歯列期の矯正治療です。
●生えそろった永久歯の配列を
行います。
●表側につける矯正治療や、
インビザライン
(マウスピースによる矯正)

歯並びが悪くなる要因

歯並びが悪くなるのは2つの要因があります。ひとつはお父さん、お母さんからの遺伝。もうひとつは生活環境です。

遺伝要因
遺伝

 

環境要因
環境「歯は頑丈で動かないもの」というイメージはありますが、実は頬杖などによる手の力や下の力でも持続的に力が加わると歯は動いてしまします。「歯や頬のアンバランス」だけでなく、「舌や頬の筋力のアンバランス」も不正咬合の原因と考えなければいけません。

色々な歯並び

不正咬合は、歯列の前後や上下によって種類があり分かれています。

正 上顎 下 咬ふた 開咬
正常咬合
綺麗に咬んでいる
上顎前突
上の歯が出ている
下顎前突
反対に咬んでいる
過蓋咬合
咬み合わせが深い
開咬
前歯で咬めない